このサイトはPHPを独習する際に作成したスクリプトを基に、プログラム言語初心者のための入門講座として作成しました。PHPは初心者に親しみやすく、解りやすいプログラム言語です。これからプログラムを学ぶ人の参考になればと思います。
18-1 セッションでログイン
セッションを使ってログインする仕組みを作って見ましょう。 最も簡単にするため登録はなく、セッションに入力した名前を記憶させます。ブラウザを開いているか、ログオフしない限り記憶した名前が表示されます。 セッションはクッキーのように使うことができます。「セッション」と言うとなにか仕組みの概念と言った感じがしますが、 $_SESSION[名前] と言う形式から変数であることがわかります。 普通の変数をページ間で維持するためには、form で送るか url にくっ付けて送るのですが、このセッション変数は自動的に内容が維持されるのですね。これはかなり便利です。
セッションを開始、使い方は意外と簡単
セッションを利用するときは先ずこれが必要。必ず一番初めに記述します。
session_start();
データをセッションに入れるのは簡単です。下の例は「abc」という名前のセッションに変数を代入します。
$_SESSION['abc'] = $name;
逆にセッションにabcに記憶した内容を変数に代入するときは
$name = $_SESSION['abc'];
超簡単ログインシステム
ログインと言っても名前をセッションに入れるだけです。名前を入れて他のページに移動後またこのサンプルに戻っても名前が維持されているはずです。 画面は3種類にifを使って切り替えます。データが空かどうかで判断します。
if(empty(データ)){・・・} if(!empty(POSTで受取った名前データ)){ //POSTで受け取ったデータがある場合(名前登録時) //受け取った名前をセッションに代入 $_SESSION['name_sess'] = $name; }elseif(empty(セッションの名前データ)) { //名前のセッションデータがない場合(一番最初) form で名前を入力する欄を表示 }else{ //セッションデータがある場合 //セッションからデータを受け取る $name_show = $_SESSION['name_sess']; }
|