このサイトはPHPを独習する際に作成したスクリプトを基に、プログラム言語初心者のための入門講座として作成しました。PHPは初心者に親しみやすく、解りやすいプログラム言語です。これからプログラムを学ぶ人の参考になればと思います。
16-1 外部ファイルの取り込み
このサイトはトップが同じで、右側にはメニューが並んでいるわけですが、この形式だとついフレーム形式を使いたくなります。(以前は左にメニューを置いていました) メニューを追加しようとしたら、各ファイル全部に追加しなくてはいけないので面倒でしょうがないのです。 しかし、フレームは色々な点でマイナスが多いので、私は使用していません。あまり推奨されていない機能ですし、最近はかなり少なくなっていますね。 それでもフレームの機能は非常に魅力的です。これを PHP で何とかしようと言うのが今回のテーマです。
ヘッダーやメニューを別ファイルにする方法は非常にシンプル、PHP ファイルを include で呼び出すだけなのです。これでページが追加となった場合に全ファイルのメニューを一つ一つ書きかえる面倒な作業から開放されます。
以前のサイトでは、全てhtmlだったので一つづつ変更していました。これがほんと面倒な作業です。今は各ページを意識することなくメニュー項目が増やせるのでほんとに楽ですね。
include("ファイル名");
これだけの記述で、指定したファイルを呼び出せるのです。 サンプルはこのサイト自体の一部を PHP で作りなおしたものです。ヘッダー、メニュー、本文を3つにファイルを分け、indx.php で全体をまとめる形式ですから、フレームの作り方と同じですね。後は構成図のページを増やしていくだけです。 ページの切り替えは url に番号を付けて index.php ファイルに送ります。サンプルでは main.php のファイルがありますが、ここに直接本文のページを入れてもかまいません。
index.php | ┬ | header.php | (ヘッダーの部分) |
| ├ | menue.php | (左のメニュー部分) |
| └ | main.php | ┬ top.php(1ページ目) |
| | | ├ install.php (2ページ目) |
| | | ├ kiso.php (3ページ目) |
| | | ├ ・・・ |
各ページはPHPで記述するのですが、ヒュアドキュメントを使えば普通にHTMLで記述できます。
遊びでタイトルを変更できるようにしてみました。そのためクッキーを使用しています。
⇒こんな感じ |