このサイトはPHPを独習する際に作成したスクリプトを基に、プログラム言語初心者のための入門講座として作成しました。PHPは初心者に親しみやすく、解りやすいプログラム言語です。これからプログラムを学ぶ人の参考になればと思います。
オリジナルの関数を作る
オリジナルの関数を作成することができるのです。一般的にはユーザー定義関数と呼ばれています。 これは絶対になければプログラムが作れないと言うものではなく、これを使うことで、プログラムがより作りやすく、理解し安いものとなるものなのです。 function 関数名() が設定の形式で、() の中に変数が入るのが通常です。しかし、この()の中が空欄の場合もあるのです。まずは変数が入るパターンです、後に空欄のパターンも出てきます。 現状ではこのユーザー定義関数なしで、長いプログラムはありえないでしょう。しかし、ここで紹介するスクリプトは非常に短いものなので、本来は必要ないでしょう。ここでは学習のためです。
6-1 簡易給与計算関数
同じ計算を何度もやる時ってありますよね。例えばアルバイトの給与計算を考えてみた時、時給×時間×日数、所得税を引いて交通費を足して・・・、オリジナルの関数とはスクリプトの中で何度も同じ計算作業が出てくる時には実に便利な方法です。 たった一度しか行わない計算なら、何もわざわざ作る必要はないのですが、一度作っておけば別のスクリプトでも使えます。計算部分が独立しているので、スクリプトが見やすくすっきりするのも良いですね。ここでは簡単な給与の計算関数を作って見ましょう。計算内容は簡単です。 (時給×時間×日数)×0.9+交通費×日数=支給額 4つの数字を入れると、支給額が出てくると言う関数を作るのです。
function kyuyo(時給,時間,日数,交通費){ //4つのデータを入れる 計算をする return 支給額; //支給額を返す }
関数では1つ或いは複数のデータを受取り、 rturn で1つの答えを得ます。
⇒こんな感じ
6-2 理想体重-肥満度計算機
身長と体重から理想体重を計算して、肥満度をだすプログラムです。本当は function なんか使わなくてもできるし、ここで使ってもあまり意味はない気もしますが・・・ 表示方法がこれまでと違い、入力画面と結果表示画面の2画面になるようにしています。と言ってもファイルは一つ、 if を使って表示を切り替えているのです。また、 評価をだす部分は if の変わりに switch を使っています。
switch(評価する変数){ case 条件1 //条件1に合えば処理、合わなければ次をチェック 処理 break //処理を行ったら、 switch からぬける case 条件2 //case はいくつでも作ることができる 処理 break }
分岐条件の多い場合は、switch がとても便利です。
⇒こんな感じ |