このサイトはPHPを独習する際に作成したスクリプトを基に、プログラム言語初心者のための入門講座として作成しました。PHPは初心者に親しみやすく、解りやすいプログラム言語です。これからプログラムを学ぶ人の参考になればと思います。
クラスはなんのためにあるのか?
PHPを学んでいて、ずっと避けていたのがクラスです。本を読んでもさっぱり理解できないのです。何でも設計図のようなもので、これをもとに実体を作るのだと言うのですが、本来クラスが何のためにあるのかが不明でした。
結果「なくてもいい」が私の結論であるのですが、これはユーザー定義関数もそうですね。なくてもいいのですが、あるとすごく便利なのです。
クラスがなくてもプログラムは組めるのですが、あればかなり役に立つもののようです。このサイトで紹介するような小さなスクリプトでは必要ないのかも知れませんが、大規模なプログラミングには不可欠なものなのかもしれません。
最近、本などを読み返していると少しずつ理解できてきた気がするので。解ったことを紹介していきたいと思います。
クラスとはオブジェクトの設計図
この言葉自体意味不明と言いたいところですが、オブジェクトと言うのは関数を使った何かの動作工程をひとかたまりにしたものですね。と言うことはユーザー定義関数で事足りる場合もありそうです。
ユーザー定義関数と同じようなモノと考えればまぁ納得はできるのですが。では何が違うのでしょうか?それに設計図の意味は何なのでしょうか?
設計図があれば実体を作る事ができる、と言うのはわかるのですが。なんで最初から実体を作らないかと言う疑問があったのです。ユーザー定義関数は言って見れば実体でそのまま使えるのです。
そこで気がついたのですが、設計図があればいくつでも実体を作る事ができると言う点です。それも作るたびに多少の変更をしながら作れるわけです。つまり車だとすると、色や内装を変更できるといったぐあいですね。
良く似たユーザー定義関数を10個作らなければならない場合などに活躍できそうです。