このサイトはPHPを独習する際に作成したスクリプトを基に、プログラム言語初心者のための入門講座として作成しました。PHPは初心者に親しみやすく、解りやすいプログラム言語です。これからプログラムを学ぶ人の参考になればと思います。
送信・受信 その1
PHPの特徴はなんと言ってもユーザーの行動がページに反映されること、書き込みやボタンを押すことで、それが画面上に反映されます。つまりクライアント側からの送信とサーバー側の受信で動きができるわけです。 送信は html のメール送信で使う form を利用します。もちろんこの部分は普通の html です。 送信側の html ファイルと受信側の php ファイルの2ファイル構成でも良いのですが、1ファイルでデータをそのファイル自身に送信する1ファイルの形式でもOKです。 ここではもちろんシンプルに1ファイルで送信と受信を行います。
送信は form で
HTMLの form です。メールを送る形式を作ったりするときに使いますね。これが PHPでも有効です。気を付ける点は、 name くらいかな。この name が php でデータを受け取る時にキーワードとなります。 method は post と get がありますが、とりあえず post を使いましょう。詳しいことはのちほど。次のように form の形式で HTML を記述すると、「送信」ボタンを押すことで action に書かれたファイルに対して情報を送ります。
<form action="ファイル名" method="post"> <input type="text" name="data1" size="10"> <input type="submit" value="送信"> </form>
これで、送信画面が完成です。(ちなみにこれは見るだけの画面、送信できません)
受信は POST で
$_POST['data1'] が form で送られた情報を受け取るための記述、$_POST は大文字で書かれた変数です。これは予約語と言って PHP で予め設定されている変数なのです。スーパーグローバル変数と言い、サーバーとクライアント間でデータをやり取りする際に使われます。
<?php $data1 = $_POST['data1']; echo $data1; ?>
上記の form で送られた情報は $_POST で受け取られ、echo で画面上に表示されるわけです。
おいらはドラマー
もちろん form では同時に複数の情報を送ることができます。
送信・受信その2
form のようにデータを入力して送るのではなく、すでにその画面上の中にあるデータなら、記入する必要はありません。 リンクをクリックするだけでデータを送ることができます。それは url にデータを埋め込んで送信する方法です。形式は簡単ですが、直接送れるのは半角英数と記号の一部だけです。
url で送信
<a href=""> でリンクを付けるの御存知の通りですが、この後を ? で区切り、”名前=内容”をくっ付けてデータを送信するのです。
<a href="filename.php?name=AAA">AAA</a> これが送信用リンク
受信はGETで
受取は、そのまま $名前 が使える場合もあるのですが、$GET_[ ] を使うことが多いようです。
<?php $name = $_GET['name']; echo $name; ?>
英数文字以外の文字はエンコードと言って、文字の変換が必要になります。
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